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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.0332(2011.09.10)◆
     
◇◆フランス食の広場 メールマガジン◆◇


      フランス食の広場 メールマガジン(第332号)をお届けいたします。
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◆委員会インフォメーション◇◇
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収穫関連情報 2011
Les vendanges 2011
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ブルゴーニュ 収穫開始
Debut des vendanges 2011 en Bourgogne
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ブルゴーニュのスティルワイン向けのぶどうの収穫が8月28、29日頃に始まる。これは桁外れの早さで、ブルゴーニュで8月に収穫が始まるのは、300年のうちで6回目である。

8月の第三週に始まったクレマン・ド・ブルゴーニュ向けのぶどうの収穫に続き、スティルワイン向けのぶどうの収穫が始まる。

乾燥して暑かった春の後、7月に雨が降り、水不足で苦しみ始めていたぶどうに良い状況となった。8月は、不安定で雷雨に見舞われたが、暑く日照に恵まれ、ぶどうは良いレベルに熟すことができた。

(ブルゴーニュワイン事務局web、8/29)

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ロワール:生産者のヴィンテージ
Vendanges 2011:un millesime d’artiste! (InterLoire)
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夏のような春、涼しい夏を経て、生産者は、収穫を開始する見込みである。過去5年よりも15日ほど早い。

ロワールの畑全体で、ぶどうの成熟を現す指標が高いレベルを示し、糖度と酸のバランスが良い。

一部の場所では、暑さが厳しく、ここ数日の雷雨に生産者が神経をとがらせていた。区画を注視すること、さらに選果と醸造が重要であり、生産者の才能が現れるヴィンテージとなるであろう。

2011年は赤は爽やかで心地よく、白はとてもアロマ豊かなワインとなるであろう。

[ペイ・ナンテ] 
春に水不足となったが、7月の雨が、果実が成熟を続けるために好条件となった。ぶどうの成熟を現す指標は良い方向にすすみ、糖度と酸のバランスも良く、爽やかで生き生きとしたヴィンテージへと向かっている。高く評価されるミュスカデの、まさに典型である。

収穫公示は8月24日に行われた。

[アンジュー・ソーミュール]
7月が涼しく雨が降ったので、春の水不足を補うことができ、ぶどうはうまく成熟していった。

畑の衛生状態は良いが、この数日の厳しい暑さと雷雨を考えると慎重にならなければならない。現在のところ潜在アルコール度は十分にある。

8月23日に、クレマン・ド・ロワール、アンジューとソーミュールのムスー(シャルドネとピノ・ノワール)の収穫が開始された。

[トゥーレーヌ]
ぶどう畑の衛生状態はとても満足のいくレベルである。しかしながら、この数日、トゥーレーヌ地方の西部を襲った雷雨と暑さを考えると、注意が必要である。

ここでも、収穫、選果、醸造のための生産者のノウハウが物を言うであろう。

カベルネとコットの収穫開始は9月15日頃と予測される。カベルネとシュナンの潜在アルコール度と、糖と酸のバランスは良いレベルにある。

東部のロワール・エ・シェール県では、ぶどうの最初の抜き取り検査の結果が、2010年よりも10日ほど早い成熟の進み具合を示している。シャルドネとソーヴィニヨンの糖と酸のバランスは興味深い。ガメイは現在のところ、色素のポテンシャルが高い。

クレマン・ド・ロワール向けのシャルドネの収穫は今週(注:8/24の週)、始まる見込みである。
(ロワールワイン委員会、8/24付プレスリリース)
*なお、中央地帯(AOCサンセール、プイィ・フュメなど)については、まだ正式発表がありません)


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<お断り>
以下は、収穫状況に関して、各メディアからの情報を抜粋し、ご紹介している
ものです。公式の収穫開始日、ヴィンテージの評価などについては、各ワイン
委員会からコミュニケが発表され次第、随時メルマガでご紹介していきますの
であらかじめご了解ください。
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収穫の只中にあるローヌ
Rhone;L’heure des vendanges a sonne
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ローヌでは、2010年に対して10日ほど早く収穫が始まった。

ローヌ南部のアペラシオンでは、8月22日、ガール県南部で、今シーズン初めての収穫が始まった。収穫はガール県の残りと、ヴォークリューズ県、ドローム県と、段階的に広がっていく。ローヌ北部では8月24日に、クローズ・エルミタージュとサン・ペレイの白で、早熟の区画の収穫が始まった。シラーの収穫開始は、9月1日となるであろう。ローヌワイン委員会(InterRhone)によると、グルナッシュとシラーの収穫量は十分だが、カリニャンとムールヴェードルの収穫量は限られる見込みである。

6月の時点で、ぶどうの生長は、2010年に対し20日以上早かったが、6月と7月の異例の天候により、ぶどうの生長にブレーキがかかった。6月中旬に見られていた水分不足は、夏の雷雨により部分的に解消された。7月中旬に始まった色付きは、ゆっくりと進んだ。8月下旬の暑さが厳しかったため、ぶどうの成熟は早くなった。
(La journee vinicole,8/29)

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アルザス:3週間早く、収穫量は25%増
Alsace : 3 semaines d'avance et + 25 % de volume pour les vendanges 2011
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アルザスでは、クレマン・ダルザス向けの収穫が8月25日から、AOCアルザスとアルザス・グラン・クリュ向けの収穫が9月7日から開始された。例年より3週間ほど早い。

INAOの地域委員会が決定した収穫開始日は以下のとおり。なお、畑の状態により必要な場合は、公示より早く収穫を開始するための例外措置を得ることができる。
 8月25日:AOCクレマン・ダルザス向けのすべての品種
 9月 7日:AOCアルザス(オーセロワ、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、ピノ・ノワール)
      AOCアルザス・グラン・クリュ(ピノ・グリ)*
 9月12日:AOCアルザスのその他の品種
      AOCアルザス・グラン・クリュのその他の品種*
 9月23日:ヴァンダンジュ・タルディヴとセレクション・ド・グラン・ノーブル向けのピノ・グリ
 9月26日:ヴァンダンジュ・タルディヴとセレクション・ド・グラン・ノーブル向けのその他の品種
 
*AOCアルザス・グラン・クリュの次のリュー・ディ、Pfingtsberg, Bruderthal, Praelatenberg, Altenberg de Bergheim, Kanzlerbergは例外で、収穫開始日は他のリュー・ディとは異なる。


アルザスワイン委員会(CIVA)では毎年、ぶどうの成熟検査を行っているが、2011年は早熟であることを確認した。CIVAによると、通常は、クレマン・ダルザス向けの収穫公示が9月15日頃、AOCアルザスとアルザス・グラン・クリュが10月1日頃であり、今年は3週間あまり早いが、近年、記録的な早熟であった2003年や07年の早さには至らない。
2011年の収穫量は115万ヘクトリットルと予想され、過去10年の平均並みである。しかし特に収穫量が少なかった昨年(911,000ヘクトリットル)からは25%増加する。
(Vitisphere,9/2;収穫開始日の情報はLa journee vinicole,9/5から)


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ボルドー:赤ワイン向けの最初の収穫開始
Premieres vendanges en rouge dans le Bordelais
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シャトー・オー・ブリオン(AOCペサック・レオニャン)によると、赤ワイン向けのぶどうの収穫を8月29日から開始した。

「ラ・ミッション・オー・ブリオン向けのメルロの若い樹の収穫を始めました」という。赤ワイン向けの収穫開始は、2010年は9月8日、2009年は9月9日であり、今年の早さは、2003年と比較できる。2003年は酷暑で、赤ワイン向けの収穫は8月25日という桁外れの早さで始まった。

ボルドーのその他の地域では、AOCポムロールで9月1日から始まるという。ポムロールのシャトー・ラ・コンセイヤントの支配人ジャン=ミシェル・ラポルト氏によると、「樹齢の若い樹から収穫を始めます。その他については、9月5日の週から、ぶどうの成熟度合をみながら少しずつ収穫を始めます。昨年に比べ2週間早く、2003年とちょうど同じ日から収穫を始めることになります」という。

(agrisalon.com,8/31(出典はAFP))

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◆フランス情報◇◇
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ペルノ・リカール社:2010/11年度の純利益が10%増
Pernod-Ricard : resultat net en hause de 10 %
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ペルノ・リカール社の2010/11年度(2010/7〜2011/6)の実績は、予想を上回る増加となった。特に純利益は、対前年10%増の10億4,500万ユーロ(約1,150億円)で、同社としては初めて10億ユーロを超えた。

このほど発表されたペルノ・リカール社の2010/11年度の実績によると、売上金額は、対前年8%増の76億4,300万ユーロ(約8,410億円)。昨年と同じ為替ベースでは7%増となった。営業利益は対前年6%増の19億900万ユーロ(約2,100億円)、昨年と同じ為替ベースでは8%増となった。

売上の増加は、成熟市場で1.5%増、新興市場で17%増となった。成熟市場では、ギリシャやスペインでの財政危機にもかかわらず、欧州市場が全体として安定し、アメリカ市場も伸びた。新興市場では、アフリカ、中東、アジアが伸びた。なお、日本市場は、2011年4-6月の四半期の売上が7%減で、津波の影響は予想されたほど大きくはなかった。

同社のピエール・パンゲ社長は、「2011/12年度の滑り出しは、我々の市場の力強さを示しています。今後も、弊社のブランドのポートフォリオの強さ、ディストリビューションネットワーク、新興市場の力強い原動力を生かし、成長を続けていきます」と述べた。
(Vitisphere,9/7;ペルノ・リカール社9/1付プレスリリース)

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< Vignobles et decouvertes > 新たに9か所が認定され19か所に
Neuf nouvelles destinations labellisees < Vignobles et decouvertes >
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ワインツーリズムの発展のため、2009年から「< Vignobles et decouvertes >(ぶどう畑と発見)」のラベルの認定が開始されたが、今年は9か所が新たに認められ、認定産地は合計で19か所となった。

< Vignobles et decouvertes >は、ワインツーリズムの発展のための一つの施策として、宿泊施設やレストラン、訪問を受け入れるカーヴ、イベントなど、多彩な観光施設・イベントが揃ったワイン産地に対し、< Vignobles et decouvertes >のラベルを付与するもの。ワインツーリズム審議会(Conseil Superieur de l'Oenotourisme)*の推薦をもとに、農水大臣と観光担当(閣外)大臣が認定する。ラベルの認定は3年間有効である。2009年の初年度から毎年一回、認定が行われているが、今年は9か所が新たに認められた。
*)2008年5月に政府が発表した「フランスのワイン産業の改革5カ年計画」の中で、ワインツーリズムは一つの目標として掲げられ、これに基き、2009年3月に、当時のミシェル・バルニエ農相と、エルヴェ・ノヴェリ観光相が共同で設置した組織。

今回の新たな認定場所も含め、現在認められている産地は以下のとおり:
(☆は今回新たに認定された)

☆アルザス:アルザス中心部
ボージョレ―:ボージョレ―のピエール・ドレ(黄金の石)の地帯
ブルゴーニュ:コルトンの丘
ブルゴーニュ:モンラッシェの丘
ブルゴーニュ:ディジョンとコート・ド・ニュイ
コニャック:コニャックのぶどう畑
☆ルーシヨン:ペルピニャンとリヴザルト
☆サヴォワ:サヴォワ中心部
☆サヴォワ:ブルジェ湖
南西地方:バスティードとガイヤックのぶどう畑
ロワール:レイヨン渓谷
ロワール:シノン、ブルグイユ、アゼイ
ロワール:ロワール渓谷(Vallee du Loir)
☆ロワール:ミュスカデ
☆ロワール:ソーミュール
☆ロワール:アンボワーズ
☆ロワール:シュノンソー
ローヌ:クリュソル
☆ローヌ:エルミタージュからサン・ジョゼフ

詳細は以下の< Vignobles et decouvertes >のサイトにて:
http://www.atout-france.fr/label-vignobles-decouvertes
(La journee vinicole,8/29;La france agricole,8/5)

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